OJAEアセスメント設計図は、話者が単に一人で「発題者」と対峙するのではなく、あくまでもコミュニケーション能力を測るという場面設定の中、「登壇者二人組」で行う。アセスメント・スクリプト実例「A2、C1」(OJAE 使用書 p.15-18)が示すように、登壇者は、自分だけが情報発信者となる「独話」も、登壇者同士での「交話」も実践する。
- 「2-2」アセスメント形態:発題者のうち1名は質問者も兼ね、1名は評価者として臨席。
- 発題者は「言語的/視覚的プロンプト」(発話抽出のための『引き金』)の指定の入ったスクリプト通りにタスク質問を発して行く。
- OJAEは日本語クラスを担当できる力があれば、スクリプトに沿って、「非母語者」でもアセスメントが可能である。但し、評価力の醸成には訓練が必要であることは言うまでもない。
- アセスメントは、主観性の強い「名人芸」としてではなく、あくまでも「客観性向上・透明性・公平性」を目指して構築されている。
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